岡山の往来・参考文献

岡山の往来・参考文献

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岡山の街道全体の資料

書きかけページです。今後追加していきます。

岡山県歴史の道調査報告書

※本サイトでは「調査報告」と略記することあり。
第1集~第9集、岡山県教育委員会編集刊行、平4年(1992)~平6年(1994)

巻 数往 来 名
第1集山陽道
第2集津山往来
第3集高瀬通し・玉島往来・倉安川
第4集出雲往来
第5集因幡往来・因幡道・倉吉往来
第6集金比羅往来と由加往来・倉敷往来・鴨方往来
第7集牛窓往来・吹屋往来
第8集大山道
第9集松山往来・新見往来

事典・辞書

  1. 岡山県大百科事典 上・下、山陽新聞社、昭和54年(1979)「岡山県大百科」と略記。また、同事典では年号表記は西暦優先だが、当サイトでは元号優先に、句読点の“,”は“、”に書き直させていただいた。
  2. 国語大辞典、尚学図書編、小学館刊、昭和54年(1979)。特に断りのない限り、用語の定義はこの辞書に準拠した。「国語大辞典」と略記することがある。
  3. 日本の神様読み解き事典、川口謙二編著、栢書房、平成11年(1999)
  4. 日本石仏事典、庚申懇話会編、雄山閣、第二版、昭和50年(1976)
  5. 岡山市の地名、岡山市地名研究会著、岡山市編集発行、平成元年(1989)。

岡山地域の歴史書籍

  1.  岡山懸通史、永山卯三郎、岡山県通史刊行会、再版復刻昭和51年(1976)
  2.  岡山藩(日本歴史叢書/日本歴史学会編)、谷口澄夫、吉川弘文館、新装版平成7年(1995)
  3.  岡山の街道(岡山文庫25)、山陽新聞社編、日本文教出版、昭和44年(1969)
  4.  岡山の道しるべ(岡山文庫70)、巌津政右衛門著、日本文教出版、2版昭和55年(1980)
  5.  岡山の古文献(岡山文庫135)、中野美智子著、日本文教出版、昭和63年(1988)
  6.  岡山の式内社、薬師寺慎一著、吉備人出版、2010
  7.  岡山の城めぐり(文芸社セレクション)、富阪晃著、文芸社、2012

※事典・辞書・地域史書籍は改版されているものもあるが、手持ちのもの及び直接参考にしたものを挙げた。

地誌・記録

備陽記

石丸定良著、享保6年(1721)
岡山藩最初の私撰の地誌。全35巻(16冊)。当サイトでは八丹幸八氏が翻刻清書した手稿本を日本文教出版が昭和40年(1965)に刊行したものを利用した。

備陽国志

 岡山藩主池田継政が元文2年(1737)、和田正尹、市浦直方、杉浦長弌、佐分利和季、熊沢正業、和田正部らに命じて、領内の地誌を記述させたもの。岡山藩最初の官撰の地誌であって16巻からなる。(以上岡山県大百科による。年号は和暦を先に変更した)。なお成立は元文4年とされる(岡山の古文献)。

 当サイトで参考にしているものは、吉備群書集成(以下「群書集成」)、吉備群書集成刊行会編、歴史図書社、昭和44年(1969)。巻1に収められたもの。引用や参照した場合のページ数は同集成の通ページ。

吉備温故秘録

 大沢 惟貞(おおさわ これさだ)、寛政年間(1789-1801)。歴史、制度、古文書、人物を雑然と収録した資料集、もと120巻と推定されているが現存するものは111巻(岡山県大百科による)。「吉備温故」と略記。

 当サイトで参考にしたものは、群書集成、巻5から10に収められたもの。引用や参照した場合のページ数は同集成の通ページ。

撮要録(さつようろく)

 『撮要録』30巻(30冊)、『撮要録後編』9巻(8冊)及び『凡例大目次』と題する首巻1冊から成り、岡山大学附属図書館所蔵の池田家文庫に収められている。

 藩政執行に資するために岡山藩庁内の留帳方で山林、海河池、墾田、商工、寺社などの部門別に編集された総合的な地方(在方)資料集で、岡山藩の地方万般を知るうえで 貴重なものである。

 『撮要録』は1823年(文政6)に成り、内容は藩政当初から同年までにわたり、『撮要録後編』は、1824年から明治初年までの記事を載せている。(岡山県大百科による)。

 当サイトで参考にしているのは八丹幸八氏が転写されたものを日本文教出版が1965年に刊行した影印本。  ※岡山県立図書館で閲覧。適宜複写。手書き文字なので、判読が難しいところもある。 もし、読み間違いがあったら教えてください。

作州記

 津田治部左衛門重倫(しげつね)、享保10年(1725)。
 美作国の地誌。全4巻。当サイトでは吉備群書集 二(吉備群書集成刊行会、歴史図書社、1969)に収録されたものを利用した。

作陽誌

 美作国12郡の地誌。長尾勝明が元禄2(1689)年に藩命により編纂(ここまで、岡山県大百科より引用)。編纂の経緯及び「新訂作陽誌」との関連は省略。 当サイトでは新訂訳文作陽誌(長尾勝明著、矢吹金一郎校訂、再版、日本文教出版、1963)の三巻本を利用した。

吉備群書集成 備前、備中、美作に関する明治以前の郷土文献の集大成。全10巻、吉備群書集成刊行会、大正10年(1921)~昭和7年(1932)。昭和45年(1970)より復刻版刊行。(岡山県大百科による)。

 岡山県大百科にいう復刻版は歴史図書社、その後作陽書房より昭和53年(1978)に別の復刻版が刊行されている。こちらの方がより原著に近いように思われる(前者は図版はモノクロ、後者はカラー図版あり)。群書集成と略記。

インターネットサイト

(1) 国立国会図書館デジタルコレクション

 古典籍や過去の法令などを画像で閲覧できる。なお明治以降の資料を画像公開している近代デジタルライブラリーは平成28年5月末でこのサイトに統合されるので、記載していない。

(2) 岡山県神社庁ホームページ

 岡山県内の神社検索ができる。

(3) 文化遺産オンライン

 文化庁が運営する我が国の文化遺産についてのポータルサイト。備中の辻堂の習俗について知ることができた。

(1)~(3)については、平成28年9月9日サイト確認。

特定の地域・特定の往来の資料

  1. 絵図で歩く岡山城下町、岡山大学附属図書館編、吉備人出版、2009年
  2. くらべてみよう江戸時代と現在のまち、一枚物、作成者など書誌的記述はないが、岡山市シティミュージアムで販売しているので、同施設の作成と思われる。慶安の岡山城下之図と現在の岡山市の地図を重ねて図示したもの。平成27年10月時点で500円。
  3. 鴨方往来を歩く、浅口歴史探訪会(浅口市金光町文化協会所属)編集・発行、[浅口市]
  4. 鴨方往来拓本散策(岡山文庫286)、坂本亜紀児著、日本文教出版、平成25年
  5. 私たちの故郷・御南、御南学区水辺の集い協議会編、同協議会発行、1992
  6. 高瀬通しの里、高見光海、日本文教出版、1983 (私家本もある)
  7. 船穂町誌、船穂町誌編集委員会、昭和43年(1968)
  8. 高梁川の高瀬舟-明治以後より舟運の終了まで-、野田和心著、[1993]
  9. 金光町誌 資料編、金光町誌編纂委員会、1955
  10. 笠岡市史、笠岡市史編纂委員会編、1983-
  11. よしはま物語、関藤不二男著、笠岡市立図書館、昭和48年(1973)
  12. 古地図と巡る 笠岡今はむかし物語、この指とまれネットワーク委員会制作、2011年発行。笠岡市郷土館で購入したが、笠岡市ホームページ「市民活動支援に関すること」によれば市民活動支援センター他で購入できるようだ。1部100円。
  13. 小田懸史、岡本常彦(史誌編集主任)編、明治八年。(書誌事項は、巻頭例言による。また、当サイトでは日本文教出版による1971年復刻版を参照)
  14. 福山市史、[上][中][下]、福山市史編纂委員会、1963-1978
  15. 備後の歴史散歩[上]、森本繁著、山陽新聞、1995
  16. 妹尾・箕島のむかしをたづねて(第1集)(第2輯)、妹尾を語る会、第1集は平成26年(2014)再版、第2輯は平成12年(2000)。集及び輯の表記は資料のまま。
  17. 早島町史、岡山県都窪郡早島町編・発行、昭和30年初版発行、昭和49年復刻発行
  18. 改訂版 茶屋町史、藤原利康[他]編、改訂版茶屋町史刊行委員会発行、平成元年(1989)。
  19. 藤戸(岡山文庫152)、原三正著、平成3年
  20. 金川ものがたり 郷土史、内田誠也編、金川地区活性化推進協議会発行、平成14年
  21. 津山街道歩いてみれば、久米南町教育委員会、平成18年(「調査・編集を終えて」から推測)
  22. 岡山懸御津郡誌、御津郡教育委員会、大正12年(1923)当サイトで参考にしたものは御津郡誌復刊委員会版。御津郡町村会により19725年に復刊されたもの
  23. 御津町史、御津町史編纂委員会、昭和60年(1985)。
  24. 金川町史、金川町史発刊委員会、昭和32年(1957)[はしがき等から推測]
  25. 建部町史 [地区誌・史料編]、[民俗編]、[通史編](3分冊)、建部町編・発行、[地区誌・史料編]平成3年(1991)、[民俗編]平成4年(1992)、[通史編]平成7年(1995)
  26. 久米南町誌、久米南町誌編纂委員会、昭和57年(1982)
  27. 久米町史 [上][下]、久米町史編纂委員会編、久米町教育委員会刊、昭和59年
  28. 久米郡誌、久米郡教育委員会編発行、大正十二年
  29. 弓削町史、丸川弓削平著(奥付では丸川肇)、発行代表 在里三芳(発行所 岡山県久米郡弓削町役場)、昭和29年。
  30. 佐良山地域の歴史を語ろう、畑輝忠著・発行、1989
  31. 津山市史、津山市史編さん委員会/編 、津山市、昭和47年-平成7年(1972-1995)。全7巻。なお、新版の編纂が始まっており(平成28年9月現在作業中)、旧版に当たるこの版の津山市史はインターネット公開されてる。
     津山市史PDF公開 津山郷土博物館(サイト確認:平成28年9月9日)
  32. 津山学ことはじめ、津山市、平成12年(2000)
  33. 絵図で歩く津山城下町、尾島治著、吉備人出版、2016
  34. 沖新田開墾三百年記念史、沖新田開墾三百年奉賛会記念史編集委員会編、沖新田開墾三百年奉賛会記念史編集委員会、1995
  35. 岡山の干拓(岡山文庫60)、進昌三、吉岡三平著、昭和49年
  36. 上道郡沖新田(岡山文庫256)、安倉清博著、平成20年
  37. 邑久郡大師霊場南巡り北巡り八十八カ所順拝の探訪、邑久町郷土史クラブ編発行、昭和56年
     瀬戸内市文化研究会より、「旧邑久郡大師霊場<岡山市・備前市の一部を含む>南・北八十八か所巡り案内書」が新しく刊行されている。
  38. 牛窓町史 [民俗編][資料編1~3][通史編](民俗編と通史編を参照)、牛窓町史編纂委員会編、牛窓町、1994~2001
  39. 牛窓を歩く(岡山文庫197)、前川満著、平成11年
  40. 牛窓風土物語、刈屋栄昌著、牛窓郷土研究会発行、昭和48年

その他

  1. 無形の民俗文化財記録 第54集 辻堂の習俗Ⅳ 岡山県、文化庁文化財部,2009
    国土地理院から民俗資料選集39として同じ内容のものが刊行されている。この資料は聞き取り調査をそのまま収容しているので、今回参照した部分でも疑問を感じる部分がある。
  2. おかやま伝説紀行、立石憲利著、吉備人出版、2006
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