兵庫一件始末書上

【解読文頁十 補注】

[人物]
クリートンCapt. Creighton。アメリカ軍艦オネイダ号艦長(※)。
ミットホールトAlgernon Bertram Mitford。イギリス公使館二等書記官。
サトウSir Ernest Mason Satow。イギリス公使館日本語書記官。
ハンテルフヲーAlphones van der Voo。仏蘭西公使館通訳官。
クレーントジースL.T.Kleintjes。オランダ公使館第一書記官。
サベースPietro Savio。サヴィオ。正式な外交官ではなかったが、日本語に堪能で一時期非公式にイタリアの外交関係の仕事に係わった。(※)(参考文献によれば「書記官として本国政府に無断で雇用」)。
坂口吉之介:日置家給人。八十石。

※ クリートン、サベースの肩書の出典は同じ「「神戸事件」(1868年)とイタリア」、『イタリア学会誌』第六一号(書誌詳細は、参考文献参照)。クリートンの英文綴りは、本文書一枚物によるが、参考資料ではCriston