解読文頁の仕様
(1)凡例
- ◇文章の配列・改行
- 〇基本的に原文に準じた。
- 〇平出はそのままとし、闕字は詰めて表記した。割書きは一文字空けて記し、[ ]で囲み、改行箇所を「/」で示した。文字はやや小さめにしてある。
- ◇文字の表記
- 〇文書名:標題部はできるだけ原文のまま表記した。ただし、他の部分では、通常用いられる表記(常用漢字・人名漢字を基準)に置き換えた。
- 〇人名・地名:できるだけ原文のまま表記したが、常用漢字・人名漢字に置き換えたものもある。
- 〇前記以外の漢字は、常用漢字・人名漢字に置き換えた。置き換えできない文字は、そのまま記述した。
- 〇助詞として使用された江(え)・而(て)・与(と)・之(の)・ 者(は) ・ 茂(も)・哉(や)は、そのままとした。
- 〇変体仮名・合字は原則としてひらがなに改めた。
- 〇「々」(漢字の繰り返し)、「ゝ」(ひらがなの繰り返し)、「ヽ」(カタカナの繰り返し)、「〱」(九の字点)などの踊り字は、原則としてそのままとした。
- 〇必要な範囲で読点「、」、並列点「・」を付記した。
- 〇誤記や慣用的な当て字は原則的にそのまま記述し、必要なものについては補記した。
- 〇朱書は原則的に墨書と同じ表記としたが、朱書された添え字や傍注は朱書した。
- 〇推定した文字で疑念が残る場合には[□ヵ]と注記した。
(2)補足と注記
解読文に続いて、内容の矛盾等に関する補足と人物や事項についての補足を記述している(以下「補注」)。ただし、画面展開を考慮して別頁にしたものが多い。
- ◇比較検討項目
- 文章に矛盾があったり、他の文書と異同がある場合は、文中に[注×]と注記し、補注の項目で、内容を記した。
- ◇事柄の注記について
- 文書中の言葉に関して以下のことについて情報を注記した。
-
- 〇補注の記述は、原則的に以下の基準に従っている。
-
- 独立した文書あるいは図書の書名は『 』で囲んでいる。
- 合集の一部など独立していない文書あるいは章題は「 」で囲んでいる。
- 同じ文書名でも合集の一部であれば「 」、独立した一冊であれば『 』で記述している場合がある。
- 参考資料の図書の書誌は『書名[叢書名 叢書の巻号]』、巻号、編著者、出版社(者)、出版年の順に記した。
- 補注などで外部サイトへリンクした場合は、
のマークを付している。基本的に国立国会図書館デジタルコレクションなど公的サイトのみにリンクしている。