小倉壮九郎
鹿児島県士族。諱は知周。東郷平八郎の兄。一八七一年近衛大尉に任官し二年後海軍に転じた。一八七五年西郷隆盛に従い官を辞して帰京し、種子島区長などを勤めた。西南戦争では三番大隊九番小隊長を勤め熊本・植木方面で戦った。その後、本営護衛狙撃隊一番中隊長として西郷と共に行動し九月二十四日城山で戦死した。墓は鹿児島市南洲墓地。
【参考資料】
幕末維新人名事典、宮崎十三八、安岡昭男編、新人物往来社、1994
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