右の者は、西宮から刀を帯びずに、差出す。警備もできれば備前藩が行って出したく、介酌も同藩に仰せ付けられればありがたく、死体もお渡し
横線のある各項目をクリックすると、注のリンクにとびます。以下口語文のページでは同じです。
【人物】
日置帯刀
【事物と地名】
馬廻
物頭は、弓組、鉄砲組、足軽頭、同心頭などの長とされる。岡山藩では番頭に次ぐ格式で、家臣団のなかでは上位に該当する。同時に責任者の意味もある。この場合、伊達宗城は特定の職名ではなく、武士集団のなかでの階級あるいは格を指したのではないか、と推測している。