注記と補足
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【人物】
日置帯刀
【事物と地名】
馬廻
【補足】
(一)『元来、物頭ではないが、志がある者』という記述について

物頭は、弓組、鉄砲組、足軽頭、同心頭などの長とされる。岡山藩では番頭に次ぐ格式で、家臣団のなかでは上位に該当する。同時に責任者の意味もある。この場合、伊達宗城は特定の職名ではなく、武士集団のなかでの階級あるいは格を指したのではないか、と推測している。
【参考資料】
- 国語大辞典、尚学図書編、小学館発行、昭和五十六年刊
- 岡山藩[日本歴史叢書]、谷口澄夫著、平成七年刊。ページ六五から六六。