赤磐八十八カ所霊場巡り十七


【八十七番】

本尊 文殊菩薩
 御詠歌
世の中に不思議は此処やかたやまの
仏を頼む身こそやすけれ
 
 建物はやや古いが、中はきちんと整頓されていた。柱に「赤磐八十八ヶ所霊場 第八十七番札所 ご本尊文殊菩薩 真言 おん あらはしゃのう 御詠歌(略)」(建物の外からなので、読み取りにくい部分もあり、一部推測)が書かれた紙がはってあった。何となく安心する。
 (参拝 令和二年二月八日)
87番札所


【八十八番 自性院】

本尊 十一面観世音菩薩
 御詠歌
濁り江にそまぬはちすの華こそは
おのが自性の心なるらん
(御詠歌は扇面額による) 
 扇面額が新しく、堂内も美しかった。ご挨拶だけだったが御住職にお会いすると、今も活動されているお寺なんだな、と安心する。参道に梅が咲いていた。
 (参拝 令和二年二月八日)

88番札所


【まとめ】

巡拝期間
令和元年六月二日~令和二年二月二十四日
歩いた日数:十八日
前半はおおむね半日、後半は十時集合四時前後解散。最初のうち、ほぼ毎回蛇を見た。一度目の巡礼が終わったとき、梅ももう散りかけだった。

感 想
「備前法華に安芸門徒」という言葉があるが赤磐市は弘法大師の里だと思った。
 八十八ヶ所霊場はきれいに整頓され、今も信仰の対象だろうと思われるお堂があった反面、ほとんど廃屋のようなお堂、廃されたお寺などが在った。仕方がない現状であろうか。

88番札所前の梅の花

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