津山往来・道の検討

西幸から磯光池までの往来の検討

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事前の情報

 西幸公民館前から国道53号線に下りて、また高台に上がる道がなかなか分からなかった。調査報告2p26では次のようにいう。

 鏡屋敷の付近を過ぎて、切り立った崖が無くなると、往来道は国道五十三号線から西に分かれて、山の中腹の道へと入る。ほとんど畦道のような道である。(中略)山の中腹を進む道は、国道五十三号線から二~三メートル高い位置を通っているが、ここから慶安年間の築造と言われる磯光池の下までは、現在では通る人もなく、丈の高い草や竹藪のために確認できない。

 鏡屋敷というのは小字名だと思うが、地図上では特定できなかった。しかし、西幸公民館から下りて53号線の北上を初めてすぐ東に鏡屋敷踏切があり、その辺が鏡屋敷だと推定した。
鏡屋敷踏切 鏡屋敷踏切

 また、yahoo地図で西幸公民館から下りて来たところから、53号線を北に500メートル移動すると新光自動車の辺りであった。

実際の歩行

 新光自動車の手前で左に登るところまで計画を立てただけで、あとは行き当たりばったりだった。四つ角ごとに右に折れ、磯光池南岸を目ざした。その結果、歩行記録の通り、磯光池に到達し、そこから100メートルほど下ったところの右側に題目碑を見つけた。
 この時(平成27年11月6日)は題目碑が竹に覆われていて、なかなか探せなかった。あったよ、と声をかけられた時も道から見ると、単なる大きな石に見えた。
 その次に、題目碑の前を南(誕生寺方面)に延びる道を竹林のなかに発見し、それを逆に辿ってみた。民家の裏を通って、新光自動車の北側に出る。フェンスがあるのでその先には進めなかった。
 なお左の写真は平成28年9月1日のもの。入口(題目碑の前)から少し南(新光自動車の方角)に進んでその先を見たところ。竹や草が刈られていて進みやすかったが、その先は民家の背後を高い位置から通ることが分かっていたので、このときはあえて踏み込まず、平成27年の写真を使った。道自体の変化は特にないようだった。
 右の写真は、通り抜けた出口(新光自動車の敷地の北側:ここまで高台。敷地を囲んでフェンスがある)。
道の調査 新光自動車

 往路は余裕がなく写真を撮らなかったので、復路(新光自動車⇒題目碑)に撮った写真(平成27月11月6日時点)。
裏道 裏道2

 もと(題目碑の手前)に戻って、北に伸びる畦道様の津山往来を見る(平成28年9月1日)。
往来を見る


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