神戸事件に関し、日置家の記録、新政府からの通達などの一部をまとめたものである。池田家文庫のなかに、類似の標題・内容の資料が本文書を含めて三点確認できる。
このうち『復古記』などの他の資料と比較して、記述に共通する部分が多く、独立した竪帳である本書(S6―123)を解読した。
〇三点の比較
【解読】
池田家文庫マイクロフィルムより印刷したものをもとに、在間宣久・池内博・衛藤廣隆・奥村眞美子・田中豊の四名の者が解読した。原文画像の確認は、岡山大学附属図書館の許可を得て、写真撮影したものを利用した。それらをもとに、注の作成・全体の構成を衛藤が行った。
【凡例】〇解読文凡例参照
【参考文献】補足や注記は、原則的に参考資料に基づいた。
〇参考資料書誌リスト参照