日置帯刀摂州神戸通行之節外国人江発砲之始末書41

もどる
右を拡大

すすむ
左を拡大

日置帯刀摂州神戸通行之節外国人江発砲之始末書の41ページめ

前の解読文へ

*** 解読文 ***

次の解読文へ

母 ちか
〝 七十三
妻 はつ
〝 二十八
伜 成太郞
〝   四
娘 いわ
〝   二
右は今般於兵庫表割腹被
仰付候者、名歳家内共ニ御座候、御内々
御沙汰被為在候ニ付、書上申候、以上
二月備前少将留守居
澤井宇兵衛

一 同廿三日御達
備前少将へ[注①]
先般家来之者、外国人へ及妄動候
義に付、深謹慎罷在候趣、神妙之儀被


【注①】藩主は謹慎に及ばないとの通達。二十四頁に同文。

 次の解読文へ

前の口語文へ

*** 口語文 ***

次の口語文へ

母 ちか
〝 七十三
妻 はつ
〝 二十八
伜 成太郞
〝   四
娘 いわ
〝   二
 前記は、今般兵庫に於いて割腹を仰せ付けられた者の氏名、年齢、家族です。内々に指示されたので、書上げました。以上。
二月備前少将留守居
澤井宇兵衛

[〇藩主は謹慎に及ばないとの通達]

一 同二十三日御達
 備前少将へ
先達て、家来の者が、外国人へ妄動におよんだために、深く謹慎していることは、神妙であると


次の口語文へ

もどる

すすむ