赤磐八十八カ所霊場巡り二


【四番】

 本尊 地蔵菩薩
 御詠歌
 草も木もほとけとなると聞くからに
われをもすくへ八つのくるしみ
 (参拝 令和元年六月九日)

 墓地の奥にある。道沿いからは見えない。

四番札所の祠


【五番】

 本尊 不動明王
 御詠歌
 諸共に心あかねがはらにきて
二世あんらくを祈るなりけり
五番札所の祠
 (参拝 令和元年六月九日)


民家にくっついて立っている


【六番】

 本尊 阿弥陀如来
 御詠歌
 此の世をば無事にまもりて後の世は
みちびき給へ弥陀の浄土へ
 (参拝 令和元年六月九日)

六番札所の祠


【七番】

 本尊 地蔵菩薩
 御詠歌
 むすぼれる心をひらき地蔵尊
くげんをはやく救ひましませ
 (参拝 令和元年六月九日)

七番札所の祠


【八番】

 本尊 薬師如来
 御詠歌
 あふぎ来てその名をきけば薬師仏
瑠璃の薬をあたえましませ*
 (参拝 令和元年六月九日)

*堂内の扇面額によった。

八番札所の祠


【九番】

 本尊 薬師如来
 御詠歌
 まん人の病を救ふ薬師仏
ちかひの薬はかり無ければ
 (参拝 令和元年六月九日)

 九番への入り口はわかりにくい。電信柱の横から畑のあいだの道を進む。

九番札所の祠


【十番】幡降山極楽寺普門院

 本尊 千手観世音菩薩
 御詠歌
 あはれみやあまねきかどの寺に来て
ほとけの誓ひあふぐはたやま
 (参拝 令和元年六月九日)

 資料一では、「幡降山普門院」。同寺のホームページで標題の寺名。備陽記に「幡降山極楽寺普門院」がある。延宝二年(一六七五)の池田綱政の領地寄進状が転記されている。吉備温故秘録によれば、暦応(一三三八~一三四一)年中創建。
 上写真は坂の一番上の本堂(観音大悲閣)。下写真は弘法大師が祀ってある薬師堂(大師堂)掲載されている(御住職に教えていただいた)。資料一にはこちらが掲載されている。

極楽寺普門院の薬師堂


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