赤磐八十八カ所霊場巡り十一


【四十八番】

本尊 阿弥陀如来
 御詠歌
 弥陀の手にすがりて詣る宮の口
是れぞ浄土と知るや知らず
 
 (参拝 令和元年十一月二四日)

 今は通う人も少なく、竹と雑木に覆われて道路からは見えない。地元の人幾人かにお尋ねして、入り口を教えていただいた。

48番札所


 県道二七号線から干田橋で砂川を東に渡り、同五三号線をワイナリー方面へ進む。ワイナリー迄進まず、次の交差点で右(東)折。道なりに九百メートルほど進むと、左手のお宅前にコンクリート製(箱型)の駐車場がある。その先、山に登る道が下右の写真。
 そこから少し上った右手の藪に入り口がある(左写真)。


48番への入り口1

48番への入り口2


【四十九番】

本尊 大日如来
 御詠歌
 芽出度けれ地の名も此処は宝地なれ
我にも与へ慈悲の宝を
(参拝 令和元年十一月二四日)

49番札所


【五十番】

 本尊 千手観世音菩薩
 御詠歌
 運ぶなる歩みも軽き軽部なる
仏にすがる身こそたのしき
 
(参拝 令和元年十一月二四日)

 「大師堂」という新しい木札がある。また、違う番号の札もあった。どちらも、ここから数か所にあった。近所の方数人にお尋ねしたが理由はわからなかった。
 異なる巡礼地の場合もあるが、資料などを見ると何度か巡礼地が策定されているようなので、その時の札が残ったのではないか、と推測。

50番札所


【五十一番】

 本尊 千手観世音菩薩
 御詠歌
 南無千手慈悲に限りの無しと聞く
我をも救え此の世先の世
 
(参拝 令和元年十一月二四日)

 砂川を挟んで向かい合うように並ぶ。ここでも、新しい「大師堂」の札、異なる番号の札などがあった。

51番札所


【五十二番】

 本尊 千手観世音菩薩
 御詠歌
 まちかんだ救いの船の慈悲のそん
乗りて苦界を今ぞ渡らん
 
(参拝 令和元年十一月二四日)

 赤磐八十八箇所霊場巡りの札所の石柱があり、中も整頓されている。

52番札所


【五十三番】

 本尊 十一面観世音菩薩
 御詠歌
 み仏の救いのみ手をまちかんだ
祈る心ぞ誠なりけれ
 
(参拝 令和元年十一月二四日)

 痛みが激しい。何となくめげる。

53番札所


【五十四番】

 本尊 阿弥陀如来
 御詠歌
 濁るともやがて窪田の水もすみ
みたの心を其のままにして
 
(参拝 令和元年十一月二四日)

 中もよく手入れされており、気持ちが良い。

54番札所


【五十五番】

 本尊 薬師如来
 御詠歌
 有り難や不思議はいつかいちどうに
仏のめぐみあふぐ嬉しさ
 
(参拝 令和元年十一月二四日)

 県道二五号線からすると建物の裏側。隣には五角の地神様もある。道路改修の時、いろんなものを集めたのかもしれない。

55番札所


赤磐八十八カ所霊場巡りトップへ戻る戻るマーク
赤磐八十八カ所霊場巡り十二へ三角マーク